引越し料金で一番大きいウェイトを占めているのが実費です。
基本運賃は運輸省で定められた範囲内の料金しか請求できないのですが、実費は法律上の上限、下限がありません。
ですので引越しの費用は実費の見積もりで大きく変わります。
見積もりを取ったときに引越し費用の中の実費の割合を比べることがポイントの一つです。
実費には作業員の人件費、梱包資材費、梱包代、リフトなどの特殊機械の使用料、有料道路の使用料などがあります。

人件費は大きく分けて荷物の搬出入をする荷役作業料と梱包をする荷造作業料とがあります。
作業料は移動距離などによっても違ってきますが目安としては8時間作業で1人あたり1万5千円~2万5千円くらいになります。
作業員の人数は2DKで2~3人、3DKで2~4人、4LDKで3~5人が目安です。
また、新居が3階以上にある場合は上記に1人ほど足して考えてください。
もちろん学生や単身者の引越しでしたら1人でも十分ですし、友人に頼む場合はその分の作業人数を減らしてもいいでしょう。

梱包資材費にはダンボール箱、ビニール紐、ガムテープなどがあります。
目安としては2DKで2、3万円、3DKで3,4万円、4LDKで4,5万円くらいかかります。
ただ、見積もりを見れば分かるのですが梱包資材費は自分で購入したほうが割安ですので資金に余裕がある場合はいいのですが、そうでなければなるべく自分で調達したほうがいいでしょう。
ダンボール箱はスーパーやコンビニでももらえますし、中古のダンボール箱ならタダで譲ってくれる業者もあります。
代表的な特殊機械が高層ビルへの搬入につかう特殊なクレーン車です。
このような特殊機械は業者が自社所有してないという場合が多く、他社からレンタルしてくることになりますので料金はどうしても割高になってしまいます。
もし引越しに特殊機械が必要だと思われる場合は見積もり時に業者とよく相談してください。
またそのときには特殊機械を所有している可能性の高い大手へ見積もりを依頼したほうが無難でしょう。

引越し時に高速道路など有料道路を使用したときにかかります。
例えば本州から北海道に引越しするという場合はフェリーを使用しますが、フェリーの使用料も実費になります。
また荷物の一時保管に使用したコンテナの料金も実費となります。
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